
練習は続けてるけど、「この人みたいになりたい」って思えるドラマーがまだいないんだよね…

それ、実はよくある悩みだよ。無理に一人に決めなくても大丈夫。

じゃあ、どうやって探せばいいの?

この記事では、演奏映像を見るところから、気になった人を深掘りして練習につなげるまでの流れを紹介するね。
目標にするドラマーが見つからない — それは珍しいことじゃない
練習を続けているけれど、「この人みたいになりたい」という目標が、まだ見つかっていない。そう感じたことはないでしょうか。
好きなバンドはあっても、ドラマーを意識して聴いたことがない。動画でドラム演奏を見ること自体に、あまり慣れていない。そんな状態から練習を始めた人にとっては、むしろ自然なことかもしれません。
この記事では、「目標にするドラマーを探す」プロセスそのものを、一緒に見ていきます。誰か一人に決めることをゴールにするのではなく、「気になる人を見つけて、深掘りしてみる」という進め方を提案します。
- まず演奏映像を「見る」
- 気になった人を、深掘りしてみる
- 見つけた人の練習観を、今日の練習につなげる
まず演奏映像を「見る」ことから始めよう
目標を探すときの最初の一歩は、とてもシンプルです。気になったドラマーの演奏映像を、実際に見てみることです。
筆者自身も、特別に「目標を探そう」と意気込んだわけではありませんでした。当時、地元で流行っていたバンドRIZEがきっかけで、ドラマーの金子ノブアキさんの演奏を自然と意識して見るようになり、気づけば目標になっていた。それだけのことです。身の回りで流れている音楽や話題になっているバンドをきっかけに、演奏を意識して見てみる。まずはそれくらい軽い気持ちで十分です。
「何を見ればいいか分からない」という場合は、このあと紹介する2人の実例から見てみるのも一つの方法です。ジャンルも、ドラムを始めたきっかけも異なる2人なので、どちらかに引っかかるものがあるかもしれません。
気になった人を、深掘りしてみる — 2つの実例
ここでは、演奏スタイルもきっかけも異なる2人のドラマーを、ごく簡単に紹介します。「この人を目標にしてください」という話ではありません。それぞれの練習観・考え方の中に、参考になりそうな視点があるかどうかを見てもらえればと思います。
Tatsuyaさん(Crossfaith)
8歳のころ、兄と見たテレビでChad Smith(Red Hot Chili Peppers)の演奏に衝撃を受けたのがきっかけ。「曲を聴いて、どう叩いているかを脳内でイメージする」という練習観を語っています。
川口千里さん
8歳のとき、師匠のレッスンで受けた衝撃がきっかけ。「叩く」ではなく「音で遊ぶ」という視点を、師匠から教わったと語っています。
どちらも、演奏そのものを目標にする必要はありません。
気になった方の記事を読んで、練習観だけを持ち帰ってもらえれば十分です。
見つけた人の練習観を、今日の練習につなげる
誰かの練習観に触れたら、次は自分の練習に落とし込んでいく番です。
目標にしたい人が見つかると、「こう叩きたい」というイメージが生まれ、練習の参照先ができることがあります。それが、練習を続けるきっかけの一つになるかもしれません。
- これから練習メニューを組み立てたい方は、初心者向けの練習ロードマップも参考にしてください。
- 練習が続かないと感じている方は、無理なく再開するための記事もあります。
- まずは8ビートの最初の1パターンから、という方はこちらへ。
- 練習環境を整えたい方は、家での練習環境の記事も参考になります。
よくある質問
好きなドラマーが決まっていないまま練習を続けていいですか?
問題ありません。目標にするドラマーがいなくても、日々の練習は成立します。ただ、目標が見つかると「こう叩きたい」というイメージが生まれ、練習の参照先になる可能性があります(断定はできませんが、続けるきっかけの一つにはなりそうです)。まずは焦らず、この記事で紹介する探し方を試してみてください。
まず何を見ればいいか分かりません。
特別な準備は要りません。今回紹介したTatsuyaさんは、お兄さんと見ていたテレビでたまたま流れたChad Smith(Red Hot Chili Peppers)の演奏がきっかけでした。川口千里さんも、地元の先生に勧められて参加したレッスンがきっかけです。「探しに行く」というより、身の回りで流れている音楽をきっかけに、演奏を意識して見てみる。それくらいの軽さで十分です。
自分よりずっと上手なドラマーを見ても参考になりますか?
なります。Tatsuyaさんも川口千里さんも世界的に評価されているドラマーですが、演奏そのものをそのまま目標にする必要はありません。参考にしてほしいのは演奏の技術ではなく、「イメージ力」や「音で遊ぶ」といった練習観・考え方です。技術レベルに関係なく、今日から試せる視点として持ち帰ってください。
自分が練習しているジャンルと違うドラマーを見てもいいですか?
問題ありません。Tatsuyaさんはメタルコア、川口千里さんはジャズ・フュージョン寄りの音楽性ですが、どちらの練習観も特定のジャンルに縛られたものではありません。「曲を聴いてイメージする」「叩くのではなく音で遊ぶ」という視点は、ジャンルを問わず持ち帰れる考え方です。
女性ドラマーを参考にすることはできますか?
もちろんできます。この記事で紹介した川口千里さんも、世界的に評価されている女性ドラマーです。性別によって参考になる・ならないという違いはありません。
目標にするドラマーは1人に絞った方がいいですか?
絞る必要はありません。気になった人から一人ずつ見ていくだけで十分ですし、練習が進むにつれて目標が変わっていくこともあります。「探しながら見つかる」プロセス自体を楽しんでもらえればと思います。
まとめ — 好きなドラマーは、探しながら見つかる
目標にするドラマーは、一度に決める必要はありません。気になった人から一人ずつ見ていく。そのプロセス自体が、練習の一部になります。
今日紹介した2人のほかにも、気になる人が見つかったら、その都度深掘りしてみてください。



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